STRUCTRE 構造

制震構造

シティタワー蕨の外観
『シティタワー蕨』では、WFD壁式摩擦ダンパーを採用した制震構造が導入されています。小さな揺れから大地震まで幅広く制震効果を発揮することが可能となっています。

強固な地盤と基礎杭

シティタワー蕨の地盤と基礎杭概念図
地震に強い建物づくりには、強固な地層を支持地盤とすることが重要となっております。『シティタワー蕨』では、地下約33〜35m以深、N値50以上の砂礫層を建物を支える支持地盤とされています。砂礫層にアースドリル工法により、杭径約1,200mmの拡頭杭を4本、約2,300mm〜3,000mmの拡底杭を20本、約1,200mm〜2,000mmのストレート杭を22本打ち込んでいて、杭の長さは、地盤面の高さから37mとなっています。

ダブル配筋

シティタワー蕨のダブル配筋概念図
主要な壁・床の鉄筋は、コンクリートの中に二重に鉄筋を配したダブル配筋が採用されていて、より高い耐震性が確保されています。

溶接閉鎖型帯筋

シティタワー蕨の溶接閉鎖型帯筋概念図
主要な柱部分には帯筋の接続部を溶接した、溶接閉鎖型帯筋が採用されています。溶接による安定した強度の確保によって、地震時の主筋のはらみ出しを抑制して、柱の拘束力が高められています。

機械式継手

シティタワー蕨の機械式継手概念図
主要な柱や梁の主筋には、施工時の天候等の影響を受けにくく、安定した性能を発揮する機械式継手が採用されています。

構造躯体

構造躯体の耐久性を高めるために、柱・梁・床スラブ等の主要構造部についてコンクリートの耐久設計基準強度を36〜70N/mm²に設定されています。これは日本建築学会が「建築工事標準仕様書(JASS5)」で定めている構造体の耐久性にかかる3つの基準のうち、最高基準に該当するものとなります。この基準に該当する場合、大規模補修不要予定期間(局部的な軽微な補修を超える大規模な補修を必要としないことが予定できる期間)はおよそ100年との指針が日本建築学会より示されています。
※コンクリートの性質上、乾燥収縮や温度変化による収縮に伴うひび割れが発生する場合があります。(一般的に構造上の問題はありません。)
※本説明はコンクリートの寿命が100年であることを保証するものではなく、また健全な状態を保つために予定されている大規模修繕工事など定期的かつ適切な維持管理が必要となります。

コンクリートの耐久性

コンクリートの耐久性を高めるため、セメントの重量に対する水の重量の割合を50%以下に設定されています。水セメント比が小さくなるほど、強度が大きくなる傾向があるといわれています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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